出典:©吉河美希・講談社/カッコウの許嫁製作委員会
あらすじ
色々あったが、幸と仲直りした凪。以前の遊園地デートのリベンジとしてひろを勉強会に誘うが、またしても痛恨のミスを犯してしまう。
勉強会が終わった後、ひろは凪をある所へ連れて行くが…。
いつも通り
いつも通りに戻った凪と幸を見て安心するエリカ。凪を買い物に誘いますが、凪は「大事な用があるかも知れない」と断ります。
実は凪は放課後に、ひろを勉強会に誘おうと思っていました。前回の遊園地デートで惨敗したリベンジにと、今度こそは頼もしい姿をひろに見せたい凪でしたが…。
会話が出来ない“図書館“という場所を選んでしまった為、ひろとのコミュニケーションが取れない状況に。
頭を抱える凪に、ひろはメッセージを書いた小さな紙切れを差し出します。
紙面上でのささやかなやり取りに、「これはこれで楽しい!」と凪はポジティブになります。
図書館の閉館時間になり、次はどこへ行くか悩む凪。そんな凪をひろはボクシングジムへ連れて行きます。
意外な場所に最初は驚いたものの、凪はひろと楽しい時間を過ごします。
しかし、買い物帰りのエリカがその様子をたまたま目撃してしまい…。
好きじゃない、まだ
翌日。いきなりエリカに「私とデートしなさい!」と言われた凪。断る暇もなくそのままデートする事に。
ランニングの途中でバテて地面に大の字で寝る凪の顔を、エリカは難しい表情で覗き込みます。
凪とひろが先日デートしていた事についてエリカは言及しますが、「だから何?」とキョトンとする凪。
反面エリカは「私には笑顔見せないんだ」「凪くんは、私の許嫁だよね!?」と怒り気味に言います。
そんなエリカに凪は、「嫉妬したってこと?」と言います。
「俺の事が好きってこと?」と続ける凪に「好きじゃない!まだ!」と言い放ち、エリカはそのまま走って帰って行ってしまいました。
1人残された凪はベンチに座って考え込みますが、埒が明かず…。
「好きってなんだ?」
その答えを見つけるべく、凪はバスに乗って実家へ向かいます。
本当の愛
辞典を取りに自分の部屋へ入る凪ですが、その際に怪しげな箱を見つけます。
箱の中には、凪の父・洋平が凪の母・奈美恵に学生時代に綴った手紙が何十通も…。
しかもかなりストレートな内容。凪もドン引きしながら読んでいましたが、その様子を不運にも洋平本人に見られてしまいました。
ですが洋平は恥ずかしがる訳でも怒る訳でもなく、自慢げに「痺れただろぉ?」と言います。
「本当の愛ってやつだぜ」という洋平の言葉を聞き、「人を好きになるって、こんなに凄い事なのか…!?」と衝撃を受ける凪。
「恋に迷ってやがるのかぁ?そんな時はな、己のハートに訊くんだよ!」
「目ぇ閉じてみろ、お前の名前を呼ぶ大切な人は誰だ!?」
洋平の言葉通りに目を閉じる凪。その時凪が思い浮かべた人物はなんと…。
場面は変わり、自分の部屋のベッドで寛ぐエリカ。スマホの通知を見ると凪からのメッセージが。
『俺も好きじゃない まだ。』
まとめ
幸との件も落ち着いて、想い人であるひろと良い感じになってきたかと思えば、まさかのエリカが正ヒロインらしく積極的に来ましたね。
これぞ三角関係!凪は大変でしょうが、視聴者としては見ていて面白いし楽しいです。
それにしても「好き」の意味を知る為に実家に置いてあった辞典を取りに行く凪って…どれだけ生真面目なんだ…。そこが凪の良い所でもあるんですけどね。
文章:藤川汐見