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『鬼滅の刃』第十一話「鼓の屋敷」【感想】

出典:©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

我妻善逸 登場

10話で登場した善逸は、耳の良い鬼殺隊員です。

最終戦別で、炭治郎と共に生き残った4人のうちの一人です。

二人の前に、怯え切った少年と妹と思われる女の子がいました。

そこには鼓太鼓の音が鳴り響く大きな屋敷がありました。

2階から死体が落ちてきたのを見た炭治郎は、鬼が暴れているのだと直感し、屋敷の中へ入ります。

その屋敷は、鼓の音に反応して部屋が転換する血鬼術を張り巡らせられた鬼の巣窟だったのです。

そして、その屋敷には猪の頭を被った「猪突猛進タイプ」の鬼殺の剣士もいました。

鬼の数は複数、果たして炭治郎たちは、これ以上の犠牲を増やさずに、禰豆子の元に無事帰ってくることができるのでしょうか。

鼓の鬼の物語はまだ序章

善逸は、臆病で耳が良く、雷の呼吸を駆使して戦う金髪の少年です。そして、もう一人が猪の頭を被った伊之助で、獣(けだもの)の呼吸を駆使して戦います。

炭治郎と合わせて、この3人が物語の中枢を担います。

炭治郎は、元は火の家系を持ち、後に火の要素を取り込んだ技も習得します。

しかし、最初に習得したのは水の呼吸です。この辺りも第二期で、謎が解かれる可能性があります。

まとめ

この作品の大きな特徴として、初歩的な「文化の体現」では収まり切らないキャラクターたちの個性が、浮き彫りにされている点が挙げられます。

良い意味で、教育的な作品の立場を脱却しているイメージです。

作品の根幹には、家族や愛のために戦う意味を問う場面が多数あり、そのために必要な個性が単純に要素化されている、といった感覚です。

見返すたびに、視聴者の心が成長していくような鋭さがあり、また、大正時代の物語ということで、懐かしさや暖かさのある作品になっています。

今後、炭治郎の情理に共感する場面もあり、ほんとに鬼が憎たらしい場面もありますが、結局は原作者の吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる)さんに丸め込まれてしまうような不思議な作品です。

まずは第1期テレビシリーズを堪能しましょう。

 

文章:S.Shinichiro

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