出典:©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
あらすじ
フィールドの全てを把握し未来を捉えた潔と、空間を支配する凪のコンビネーションが炸裂し、ついにスコア2-2に追いついた潔たち。
そして、その一連のプレーが凜の闘争心に火をつける。
フィールドに存在する全てを支配して行く凛のプレーに、再び追い詰められていく潔たち。
凛が支配するゲームを喰い破ろうと1人の男が密かに牙を研いでいた…。
支配的傀儡サッカー
潔と凪のプレーに点を取られて熱くなった凛は、ここで本気を出す。
凛は敵と味方関係なくフィールドの全てを“操る”動きを見せる。
凛の本気である「支配的傀儡サッカー」を味わった潔たちは、再び絶望に落ちていく…。
「こんな天才…俺の力で喰えるのか?」
潔と凪と千切が力を合わせて凛を倒すと決意する中で、1人だけ牙を研いでいる男がいた。
3人の完璧な化学反応ですら読んでくる凛に圧倒される潔だったが、ここで先ほど牙を研いでいた男が奮い立つ。
「勝ったぞ。潔!俺のもんだ!」
馬狼は味方からボールを奪取して、そのままドリブルをしてゴールを手にする。
凛に勝つ為には“馬狼”を活かす事が必要だと気付いた潔は、ニヤリと口角を上げるのだった…。
俺だけがいない
死力を尽くす面々たち、中でも潔と凛の読み合いはデッドヒートを極めていた。
「すげえや!とんでもないレベルで読み合って、バチバチにやり合ってる」
「やっと夢が叶う。かいぶつたちとサッカーができる!」
そう思い笑顔を見せる蜂楽だったが、潔と凛の視界に蜂楽は存在しなかった。
「2人の世界に…俺がいない」
ハイレベルな思考を見せる潔と凛の世界に入れず、一人ぼっちとなってしまう蜂楽は自分のエゴを再び探す事になる。
そして、スコアは4-3となり、どちらが勝ってもおかしくない状況を迎えるのであった…。
全体的な感想
全てのシーンがかっこよすぎる!選手たちの動きも顔も良いですし、作画にも力が入っていますね!
今回、一番良かったのは馬狼のシーンですかね。
馬狼の存在が凛にとっては想定外となるのは、見ていてワクワクしました。
蜂楽が1人ぼっちの世界に再び落ちて行き、闇落ちしそうで不安です。
蜂楽もまた覚醒しそうな予感がしますね。
凛と潔の高度な読み合いには、視聴者もついていけません。それほどにハイレベルな読み合いでサッカーをしています。その姿がかっこいいです。
凛に追いついた潔は本当に努力してきたなと思いますね。もちろん、凪や千切があってギリギリ追いつけるレベルなのですが…。
本来の“サッカー”と言う感じがして、この戦いは好きです。
このまま潔チームに頑張って欲しい所です!
文章:クラッシャー佐藤