出典:©影山理一 / マイクロマガジン社・奇異太郎少年の妖怪絵日記製作委員会
イタズラしたお仕置きとして、人里離れた山奥の別宅で、独り暮らしを強いられている奇 異太郎(き いたろう)だが、淋しさを感じている暇がない。
なぜなら彼の元に妖怪たちが集まってくるのだ。
彼らと楽しく付き合うコツとは?
妖狐
「妖狐」のお仕事は、妖怪たちが人にちょっかいを出させない警察のような役割なのだが・・・
妖怪「手の目」は、その手にある目を駆使して、奇異太郎から賭け事でお金を巻き上げているが、何故か見逃されている。
妖狐も手に負えない存在なのか?
件(くだん)
未来予言がお得意の「件」は人面牛なのに、「時をかける少女」と呼ばれたい。
ツッコミを入れることなく、スルーでいいようです。
雪女
変に気位の高い雪女は親切にすると「偽善者!」「外道!」呼ばわりしてきます。
要するに、関わらないほうがいいようです。
そういうのが好きな人は堪らないかも。
照魔鏡
怪異の姿を映せる唯一の鏡である「照魔鏡」。しかし、その中でも「雲外鏡」はひねくれもの妖怪。
どんなものでも醜い姿で映しだす。
雲外鏡に騙され、傷ついていた座敷童のすずは、結局絵のうまい妖怪に自分の姿を描いてもらうことで解決しました。
小玉鼠
機嫌を損ねるとどんどん膨らんで爆発する「小玉鼠」。
唯一、出くわしたら面倒くさい妖怪と言えましょう。
実害を受けるわけですから。
被害が広がらない場所で爆発消滅を願うか、機嫌を取って立ち去ってもらうのがベストなようです。
大百足
蔵の中を漁っていた時にひっくり返した壺。それは「大百足」を封印していた壺だった。
暴れ出した大百足にバツを・・・それはツバ!?人間の唾!?
だが、当の大百足は苦しんでいるようで実は、悶絶して、悦んでいる。
悶絶死しました。
退治するの簡単でした。
座敷童のすず・・・宇宙人論争になろうものなら頭をおっきくして威圧してきます。
「宇宙人なんているわけない!」と言うのです。
妖怪は宇宙人の存在を信じない!
宇宙人のほうは妖怪についてどうお考えなのだろうか?
こんな時こそ件(くだん)の予言で、呼び寄せてみるのはどうでしょう?
文章:ヒトツメロバ