出典:©麻生羽呂・高田康太郎・小学館/「ゾン100」製作委員会
あらすじ
アキラの故郷、群馬まであと僅かの所で、一行はゾンビを薙刀で一刀両断する鎧武者姿のドイツ人女子大生・ベアトリクスに出会う。
ゾンビ・パンデミックの中、彼女にはどうしても日本で叶えたい夢があると言う…。
推して参る!
アキラたちは、アキラの故郷である群馬へと向かっている最中に、脱輪して動けないトラックを見かける。
そのトラックはゾンビに囲まれていて、今にも襲われそうだった。
「よっしゃ~!久々にシャークスーツの出番だ!すてきなスーツの♪」
笑顔でシャークスーツに着替えたアキラは、真正面からゾンビ達を倒そうと飛び出すが…。
突然トラックのドアが開き、中から薙刀を手に持った鎧武者がゾンビへと飛び掛かる。
鎧武者によって次々と真っ二つに両断されていくゾンビたち。
周辺に存在する全てのゾンビを討伐し終わった鎧武者が、アキラたちに振り向く。
「ダンケシェーン」
「助太刀にはせ参じて頂いて、痛み入りマス」
鎧武者の中から現れたのは、カタコトで言葉を口にする外国人女性なのだった…。
命懸けの夢物語
ベアトリクスが日本に来た理由は“寿司を食べる為”であった。
その夢を叶える為、そして自分も回らない寿司を食べたいが為にアキラ達も協力する事になる。
高崎の寿司屋にいると言う寿司職人に会うため、目的地へと向かうアキラたち。
しかし、そこにはとんでもない数のゾンビが待ち受けていた。
正面突破しか頭にないアキラとベアトリクスだったが、ここでシズカが“策”を授ける。
シズカの作戦通りに行動を開始するアキラたちは、ゾンビを一カ所に集める事に成功する。
しかし、想像よりも多いゾンビとマッチに火がつかないアクシデントがあり、この策は失敗に終わる。
この状況を見て諦めかけたベアトリクスを前に、アキラが真剣な表情で言葉を口にする。
「不安は…行動しない為の言い訳でしかない。できるかどうかじゃない。それでも、やりたいという熱い思いがここにあるかどうかだ!」
そう言い放つとアキラは、ゾンビ達の前に降り立ち肉体だけでその場を圧倒しようとするのだが…。
全体的な感想
鎧武者無双でしたね…!薙刀も弓も強すぎる…。
その技術力に感服です。そして、鎧武者から現れた美女にも感服です。
拳や蹴りで戦っていたアキラにとって、薙刀で一刀両断は本当に“憧れ”を抱きそうだなぁと見ていて思いました!
実際、ゲームとかでも刀で敵をバッサバッサ斬るのはかっこいいですからね!
そして、美女であるベアトリクスが日本に来た理由ですが…。
でも人間が旅行する理由とか、憧れを抱く理由って案外簡単で分かりやすい物が多いので納得でした。美味しい物を食べたい。素晴らしいじゃないですか!
生きている限りは、“やりたい事”をやるのが一番だと強く感じましたね!
文章:クラッシャー佐藤