出典:©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
あらすじ
強豪スイスを破った開催国オーストラリアとの第1試合。
ダブルス2の幸村&真田ペアは、相手の「オーストラリアンフォーメーション」によって、攻め手を封じられてゆく。
押され気味の日本代表の試合を見つめるリョーマの中にある「本心」を、ラルフは感じ取る。
第2試合、D1に挑むのは不二&仁王ペア。跡部は2人に「お前ら、次の試合…負けるぞ」と告げる。そして始まったD1…そこには驚愕の展開が待ち受けていた。
オーストラリアンフォーメーション
幸村が五感を奪い、真田の攻撃力でゲームを物にしようとする日本。
しかし、オーストラリア代表による完璧な守備。
そして、守備に使われるオーストラリアンフォーメーションによって、幸村と真田は無力化されてしまう。
そんな時、幼少期の出会いと初めてダブルスを組んだ時の事を思い出していた真田と幸村は、攻撃を捨てて防御で戦うようにスタイルを変更するのだった。
オーストラリアがマッチポイントとなったが、両チーム共に攻めず…30分という長時間もの間ロブの打ち合いが続く。
そんな時、オーストラリア代表が跡部の言葉に釣られてしまう。
これにより五感を奪われたオーストラリア代表は、一気に崩れてしまい幸村と真田ペアが勝利を手にするのだった…。
オリジナル
続くD1に出場するのは不二と仁王のペアだった。
跡部に「お前ら、次の試合…負けるぞ」と試合開始前に告げられた2人。
そして、試合が開始となる。
仁王は誰にもイリュージョンせずにオリジナルのまま戦っていた。
試合は終盤となり、遂にイリュージョンをする仁王だったが、そこでは驚きの展開が繰り広げられるのだった。
なんと、ベンチにいた跡部が仁王で、試合に出ていたのは跡部なのだった。
全ての人間が「イリュージョン」に騙されていて、試合はタイブレークを迎え…。
全体的な感想
真田と幸村のペアは最高ですね。この2人が仲良くしている姿や共に戦っている姿をもっと見たいです!
ロブが続いた時は、本当にW杯なのか!?と思ってしまいましたが…勝つ為の手段ですからね。どちらも譲れない物がある感じで良かったです。
そして、不二と仁王の試合。
こちらは本当に驚きましたね。まさか試合に出ていたのが仁王ではなく跡部とは…。
もう何が何やら訳が分かりませんでした!さすがテニプリです。予想の斜め上を行く…!
次回は跡部が得意とするタイブレーク戦ですが、勝敗はどうなるのでしょうか。
このままオーストラリアが負けるとは思いませんので…展開が読めないです!
そして、日本に未練たらたらのリョーマはアメリカ代表のままW杯を続けるのかも気になりますね。
文章:クラッシャー佐藤