出典:©紺野あずれ/双葉社・「ノブナガ先生の幼な妻」制作委員会
織田信永(おだ ノブナガ)は、中学教師で織田信長の末裔である。
ある時、実家の蔵でうっかり割ってしまった茶器に触れると少女が出現した。
その少女は信長の正室、帰蝶と名乗った。
これ以降、信永がその手で触れた物から歴史上人物を呼び出したり、その人の中に先祖の魂を呼び覚ましてしまうのだ。
現代において、未成年の上に、戸籍もない彼女たちをこのまま手元に置いておくことは許されない。
元の世界に戻すためには、それぞれのこの世に残した未練を晴らさないといけないと言うのだが・・・
正室の帰蝶
信長との間に子供をもうけることができなかった。
何かと信永に子作りをせがむ。
しかし帰蝶は14歳、手を出せば、現在の法律ならたちまち逮捕されてしまう!
側室として信忠・信雄・徳姫を生んだ吉乃
彼女の未練は正室になること。
信永の正妻に収まった時のことを考え、今から他の女性たちと関係をうまく計っている?
側室で乳母・慈徳院
星ヶ丘友里(ほしがおか ゆり)は、信永が受け持つクラスの副担任を務める巨乳で噂の女教師である。
普段からセクハラまがいの行為を繰り返す信永を敬遠している。
しかし、信長の側室で乳母を務めた先祖・慈徳院の魂を呼び起こされ、定期的に乳を吸われなければ持たない体になってしまった。
側室・お鍋の方(興雲院(きょううんいん))
ある晩、信長と森蘭丸との情事を目撃してしまったという。
この時から、ある未練ができた。
現代でいうところのBL志向のお鍋の方のその未練とは!
蘭丸が信長を責めている場面が見たい!
そしてそれを絵にしたい!
さらに出版したい?
熱田蘭真(あつた らんま)
信永の気を引くために女になる?!
その方法とは!
らんまだけに、水を被ると女になります!
というのは嘘で、カツラを被って女になります。
それぞれの未練を晴らして、過去に送り返すのは簡単である。
もともとハーレム生活を望んで28歳まで独身を通していた信永先生。
しかし、それをやってしまうと信永先生が刑務所送りになり、社会的に抹殺される。
まさに本能のままに任せては、生きていられません。
これぞ現代の「本能寺の変」というべきか!?
文章:ヒトツメロバ