出典:©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会
去年流行ったアニメを振り返ると、『スパイ×ファミリー』が一番に出てくる。というのも、私がそれ以外の話題アニメを見ていなかったからだからだ。
『スパイ×ファミリー』のことは漫画で読んでいたのでアニメが始まる前から知っていた。
漫画でも十分面白いが、アニメはアニメの良さがあって良かった。そう感じるのは、私の父のせいでもあるかもしれない。
放送翌日の晩、見るものがないとぼやく父に、『スパイ×ファミリー』があることを教えると、そうだ、見ないと、と何か使命感を持ったように再生していた。
そんな父のお気に入りは勿論アーニャだ。可愛いシーンを見ると、フッと変な鼻笑いをして可愛い♡と呟いていた。
そんな『スパイ×ファミリー』も放送が終了してしまった。
アーニャの穴を何かで埋めたい、みたいなことを言っていたような、言ってなかったような。
ならば、漫画を読めよと何度か言ったが、一向に読む気配がない。やはり声がないと寂しいのだろうか。
忘れられがちだけど、愛してるよ
去年流行ったアニメといえば、『チェンソーマン』もある。妹が興奮しながら見ていた。
分かち合いたいのか分からないが、勧められた。
本棚の空きはそんなにないし、何よりも100%の確率でものすごいハマってしまうに決まっている。
あと、聞いた話では登場人物が死にまくるので推しキャラは作らない方がいいそうではないか。アニメを見ているのに、誰かを好きにならないままでいるのは悲しい。なので何度か断ったが、弟にも勧められた。
あまりにも勧められたり、話題にもなるので、ふと気になり始めている自分がいることに気付く。なんだ、もう見るしかないのか。見ればいいのか。間違っても妹と推しはかぶりたくないな。
去年流行ったと述べているが、よく考えると、去年流行ったのはそれだけじゃない気がする。『鬼滅の刃』と『呪術廻戦』も去年のような気がする。違ったっけ?分からなくなってきた。
勿論両方見ていた。アニメブームの火付け役となった『鬼滅の刃』は流石に映像が綺麗で、それに便乗するように『呪術廻戦』も映像のクオリティがすごく高い。因みに『呪術廻戦』の映画はまだ見ていない。
大人気アニメの裏で
コンビニでもどこでもアニメのグッズが並んでいるのを見て私は思った。
(アニメで経済回復できるの、日本だけな気がする)
と。そうだ!今がチャンスだ。皆の財布がアニメに向いている間に、バンバン買わせて経済を回復するのだ!
といっているが、去年私はヒーローに夢中だった気がする。『ワンパンマン』や『仮面ライダー』などの特撮ヒーローなど。
新しい『仮面ライダーキバ』と『仮面ライダーダブル』の大人用変身ベルトを見つけたはいいが、受注生産で、しかも2019年に終了していたことにすごくガッカリしたことは秘密だ。
ヒーローにハマっていた去年は、毎年恒例のクリスマスカードの絵を『ワンパンマン』のゾンビマンにしようとしたが、誰も分からないので『スパイ×ファミリー』にしたのだった。
そしていつからか私は『妖怪ウォッチ』にドハマりしていたのだった。去年は『妖怪ウォッチ』10周年だったのだ。
口を開けば『妖怪ウォッチ』のことしか話さないので、妹に『妖怪ウォッチ』の話を禁止にされた。
そんな妹は妹で、『ハンターハンター』、『ワンピース』、『チェンソーマン』、『ブルーロック』に夢中だ。
一番くじやシールウエハースを見つけては買いまくるが、くじ運がないのでことごとく外れるのだった。
一方で用のないウエハースは父が食べて処理していた。
なんかよく分からなくなってしまった。アニメの話というより、身内の話になったような。
文章:hyperhyperparasite